
大学や高校で数式を使うレポートを書くときにWordやGoogle ドキュメント,一太郎といったワープロソフトを使ったことがある人は多いと思います。でも,なんか教科書みたいに綺麗にならないなあと困ったことがあると思います。そこで,今回のブログでは理系の論文などでよく使われている$\mathrm{\LaTeX}$の使い方や,インストール方法について紹介していきます!
今回はWindowsでの使い方を説明をしていきます!
コードにおいて\と¥は同じ文字として認識されます。
1. インストール
以下のサイトを参考にインストールをしてください。
【大学生向け】LaTeX完全導入ガイド Windows編 (2022年)
2. 実際に書いてみよう!
VSCodeを起動して実際に書いてみましょう。
sample.texを作成します。レポートなどを書くときのひな型のコードは以下の通りです。
\documentclass[a4paper]{ltjsarticle}
\title{}
\author{}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
ここには適当な文章を書いていきます。
\\これでこの行は上の文と同じ段落で改行されます。
\section{見出しってやつ}
段落では一文字下げが自動的に行われます。
\subsection{小見出しやで}
\end{document}
1行ずつ説明をしていきます。
\documentclass[a4paper]{ltjsarticle} []の中身で用紙のサイズの指定を{}の中身はLaTexの方式を指定しています。ltjsarticleでLuaLaTexという方式でLaTexをPDFに変換します。変換の方式はいろいろありますが,何か指定がなければ比較的新しいLuaLaTexの使用をおすすめします。
\title{} {}の中にタイトルを書きます。
\author{} {}の中に著者(名前,学生番号,所属など…)を書きます。
\date{} {}の中に書いた日や提出日などを書きます。
以上の/titleから/dateの部分に書いたコードをプリアンブルといい,文書の基本的な設定や画像やグラフなどを使う際に使用する,パッケージの読み込みなどを書きます。
\begin {document} ~ end {document} この間には実際に表示される文章や数式,グラフなどを書いていきます。
\maketitle \title ~ \dateで書いた情報を文書上に表示させるための文です。通常は文章の最初に置くことが多いです。
\section{} {}のなかに見出しを書きます。段落で小見出しを付けるときは\subsection{}を書きます。
3. 数式を書いてみよう!
LaTeXのメインの機能の一つである数式を書いてみましょう。数式の書き方は主に2種類あります。
囲み方 | 機能 |
---|---|
\$~\$ | 文中に数式を入れるときに使います。例:この関係は$ y = 2x$で表される |
\$\$~\$\$ | 数式をブロックとして入れるときに使います。 例:以上より,この問の答えは, $$ x = \frac{(1+\sin{\theta})(1+e^x)}{1+\tan^2{\theta}}$$ |
以上のようにすべての数式は\$マークで囲む必要があります。
次にいくつかのよく使われる数学記号を紹介します。 これらの記号は大量にあるので必要に応じて自分で調べてください。
記号名 | 入力 | 出力 |
---|---|---|
乗算 | \times | $\times$ |
除算 | \div | $\div$ |
分数 | \frac{a}{b} | $\frac{a}{b}$ |
累乗 | x^a , b^{xyz+pqr} | $x^a,b^{xyz+pqr}$ |
下付き文字 | a_n , b_{12} | $a_n, b_{12}$ |
微分 | f'(x) , f^{\prime\prime}(x) , \frac{dx}{dt} , \dot{x} | $f'(x) , f^{\prime\prime}(x) , \frac{dx}{dt} , \dot{x}$ |
積分 | \int {f(x)dx}, \int_{b}^a {(x^n+at)}dt | $\int {f(x)dx}, \int_{b}^a {(x^n+at)}dt$ |
三角関数 | \sin{\theta},\cos{\theta},\tan{\theta} | $\sin{\theta},\cos{\theta},\tan{\theta}$ |
以上が,基本的な数式を書くためのコマンドです。三角関数などは上記のようにかかなくても出力はされますが、見やすさなどの点から\sinなどを使うようにしましょう。
4. まとめ
以上が,基礎的なLaTeXの使い方です。
グラフを書いたり,図形を書いたりするにはパッケージをするにはそれぞれ適したパッケージなどがあるので調べながら,がんばってみてください。